住宅メーカーY社 マーケティング部
パッケージにはブランドイメージにふさわしい質感がある紙素材を使いたい…
オリジナルカラーの環境にやさしい「紙」ボックスが小ロットで完成した理由
インテリア事業を手がけるY社では、高所得世帯に向けた新たなブランドを展開していくことになった。そこでお得意様とプレス向けに配布する数量限定の記念ノベルティの企画を進めていたが、環境に十分配慮した上で限定感を醸成するためのパッケージの選定が思いのほか難航していた。
※本事例は想定事例ですが、似たようなお悩みの方々へのご参考として掲載しています
課題
少量発注が可能な質感のあるパッケージが見つからない…
マーケティング部で話し合った結果、記念ノベルティは、間伐材を使用した木の温かみを感じられるオリジナルトレーのセットに決定しました。次に検討しなければならないのは、このトレーにふさわしいパッケージについてです。
ノベルティを担当したA氏は、次のように話します。
「会社の方針としてサステナブルな素材を選ぶことによって『脱プラスチック』を実現、SDGsへの貢献をアピールする必要がありました。
また、せっかくの記念品なので、私たちとしてはパッケージにブランドカラーを使い、質感にもこだわり抜きたいと考えていました。
しかし3,000個の少量発注が可能であることが前提条件だったこともあり、イメージしているパッケージになかなかたどり着きませんでした」(A氏)
マーケティング部では、これまで取引のあったいくつかの包装資材業者に相談することにしました。しかし提案されるのはすでに見慣れた箱ばかり。どれも求めている質感のある素材とはかけ離れており、採用するに至りませんでした。
課題のポイント
脱プラスチックの取り組みなど、環境への配慮とSDGsへの貢献を訴求したい
自社のブランドカラーを使い、パッケージの質感にも十分にこだわりたい
3,000個の少量発注が可能