食品
ご存じですか?食品に直接触れることを想定して作られている紙と、そうでない紙
テイクアウトになくてはならない“紙容器”。でも、実は…
コロナ禍の影響で需要が増えたテイクアウト。この流行をきっかけに、紙容器を活用したテイクアウトを検討されている店舗も多いと思います。せっかくならお店の雰囲気に合わせたオリジナルパッケージを…と思われたご担当者様!実は紙の中には、食品※1に直接触れることを想定して作られた紙と、そうでない紙があるのはご存じでしょうか?
「食品に直接触れることを想定して作られている紙」とは
表面に合成樹脂が使用されている紙、耐油剤などの塗料が塗ってある紙、機能性薬剤を内填している紙…など実はその製法は多岐にわたります。
表面に合成樹脂が使用されている紙については、日本でもポジティブリスト※2法規制がスタートしました。それ以外の食品に触れる事を想定している紙は、日本製紙連合会の自主基準を指標にしている事が多いです。
反対に、食品に直接触れることを想定して作られていない紙とは…?いわゆる印刷用紙や色紙などが一例として挙げられます。
生産される環境についても食品に直接触れることを想定しているか否かで大きく変わってきます。
お客様の課題にお応えします
「ポジティブリストに則った紙が必要」「特にこだわりはないけど安心安全な紙が良い」「意匠性にもこだわりたい」…など様々なご要望があると思います。
特種東海製紙グループでは食品に直接触れる事を想定して作っている紙を取り扱っておりますが、製法によってポジティブリスト、日本製紙連合会の自主基準それぞれに則って生産をしております。
それらの違いについては複雑で分かりづらい所もあるかと思いますので、何かご不明な点がございましたらお気軽に当社までお問い合わせください。
※1 食べる時に皮を剥く、殻を取り除く、洗って食べる食品は除く。
※2 ポジティブリスト:原則として禁止されている中で、例外として許されるものを列挙した表。この物質以外が含まれていたらだめですよ、というもの。